ロシアワールドカップ

サッカーW杯トロフィーの材料や値段とデザイナーは?盗難で保管方法見直し!

ロシア・ワールドカップ開催まで残り1か月を切りましたね。

ワールドカップサッカーについてまず連想されるものは何かと問われれば純金のトロフィーをあげる人が多いのではないでしょうか?

しかしワールドカップ・トロフィーは世界中でトロフィーツアーは実施しているものの実際に手に取れるのはワールドカップ優勝国のみという正に凡人には手に届かない代物であるのも事実です。

そこで今回はワールドカップトロフィーについて紹介していきます。

ワールドカップ・トロフィーの歴史

第1回のワールドカップは1930年に南米の小国、ウルグアイで開催されましたが初代のトロフィーは現在のものではありませんでした。

当時のトロフィーはFIFAワールドカップを企画した当時のFIFA会長、フランス人のジュール・リメ氏によって寄贈されたもので通称ジュール・リメ杯とも呼ばれていました。

ちなみにデザインはフランスの彫刻家であるアベル・ラフレール氏によって製作され、純銀製に金メッキ、高さ35cm、重さは3800gの勝利の女神ニケが八角形のカップを支える形をしていました。

ニケとはギリシア神話に登場する勝利の女神を意味しています。

そして英語表記ではナイキ。そう、あのスポーツ用品メーカー『ナイキ』の社名はこの女神に由来しているのです。

ではなぜ当時のジュール・リメ杯が現在ワールドカップトロフィーとして利用されていないのでしょうか?

それは初代のFIFA会長、ジュール・リメ氏が「ワールドカップを3回制覇すれば永久に譲渡する」と宣言したからです。

そして1970年にサッカーの神様ペレ率いるブラジルが3回目の優勝を果たしたことでジュール・リメ杯はブラジルで永久に保管する運びとなりました。

さて、ブラジルへ永久譲渡された後の2代目のワールドカップ・トロフィーですが、新しいトロフィーのデザインは何と一般公募されました。

しかし最優秀デザインは誰であるかは現在も不明です。

その後、イタリア人彫刻家シルビオ・ガザニガ氏において何度か修正が施され、マラカイト装飾入りの18金、高さ36cm、重さ4970g、そしてサッカー選手2人が背中合わせで地球を支えるというデザインとして新たに生まれ変わりました。

新たなトロフィーは1974年の西ドイツワールドカップから使用されることになりました。

そして現在のワールドカップトロフィーは実は3代目であることは意外に知られていません。

では何が変わったのかというと、何と2代目のトロフィーは、地球のデザインとして日本列島がユーラシア大陸と陸続きになっていたのです(笑)。

慌てたかどうかはわかりませんが、きちんと日本列島が独立した島になるように修正されました。この事実から、如何に欧州人が地球の裏側に対して無知だったかよくわかるエピソードだと思いますね。

ちなみに3代目は2006年のドイツ大会から使用されます。

もし2002年の日韓ワールドカップで日本が優勝を果たした場合、上記の事実が発覚すればさぞかし大きな問題になっていたのかもしれないですね。

そして重量も4970gから6175gへと大幅にアップしました。

約6kgのトロフィーはスポーツ界でもかなり重い部類に入るといわれています。しかし上には上がいます。

それは大相撲のトロフィーです。内閣総理大臣杯は約40kgといわれており、とてもではないですが一般人一人では持てないですね。(笑)

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ワールドカップを巡る盗難との戦い

FIFAワールドカップトロフィーを巡るもう一つの歴史は盗難との戦いでした。

何といっても純金製ですからどうしても強盗のターゲットになりやすく、過去3度盗難の危機にあっています。

ナチスの魔の手

記念すべき第1回大会のワールドカップ優勝国はウルグアイですが、第2回、第3回大会はイタリアがワールドカップ2連覇を達成し、トロフィーを保管していました。

しかし折しも1930~40年代はヒトラー率いるナチス・ドイツが欧州を席捲していた時代でした。

1939年に第二次世界大戦が勃発しイタリアが降伏すると、イタリアを占領したナチス・ドイツが金採取の目的でトロフィー強奪を企んでいました。

しかし盗難の危機を察知したイタリアサッカー協会の関係者が命懸けで隠し通し、無事トロフィーを守ることができました。

イングランドでの盗難

1966年イングランド大会前に行っていた展示期間中に盗難が発生しました。

幸い犯人は逮捕されましたがトロフィーそのものは見つからず、関係者をやきもきさせていましたが、ロンドン郊外の一般住宅で飼われたピクルスという子犬が庭で偶然トロフィーを発見し、無事取り戻すことができました。

ちなみにこのピクルスは一躍人気者となり、映画に出るなど一大ブームを巻き起こしたといわれています。

ブラジルでの盗難

2度目の盗難はブラジルに永久譲渡された後の1983年に発生しました。

当時のブラジルは政治・経済とも不安定で治安が悪化した中での盗難でした。

犯人は元ブラジルサッカー連盟の職員でしたが、当時のご時勢にもかかわらずドアに鍵がかかっていない、警備員は一人もいない等あまりにも杜撰な管理でサッカーにおけるブラジルの威信が低下したともいわれました。

しかも、トロフィーそのものは現在も見つかっていません。

ワールドカップトロフィーの値段は?

以上のようにこれまで何度も盗難のターゲットにされてきたワールドカップトロフィー。

当然値段も馬鹿にならないくらいの高額であることは誰でも想像できますね。

当然値段は公開されていません。しかし金相場において現時点では1g=約5000円程度で取引されています。

そうなると重量が6175gですから単純計算しますと

6175g×5000円=3087万5000円!

それはギャングから羨望の眼差しでみられるのは当然ですね。

トロフィーはどうやって保管しているの?

上記のブラジルでの盗難事件をきっかけにFIFAはワールドカップトロフィーの管理を見直します。

これまでは優勝国が次回大会までの4年間を優勝国が保管し、次回大会の開会式に返還した後レプリカを授与する方式をとっていました。

現在のワールドカップトロフィーが使用された2006年大会からはFIFAが一括管理することとなり、優勝国のサッカー協会には本物ではなくレプリカが贈呈されることに決まりました。

ワールドカップをデザインしたシルビオ・ガザニガ氏について

現在のトロフィーは3代目ですが、実際は2代目のトロフィーを修正されて今日に至っています。

2代目のトロフィーをデザインしたのはシルビオ・ガザニガ氏です。

ガザニガ氏はイタリア人の彫刻家で、当時から既に30年以上のキャリアを持ち、数々の作品をイタリア・スポーツ連盟に提供していました。

1971年にFIFAからトロフィー製作のコンテストに応募したのがワールドカップトロフィーの製作のきっかけですが、当時はカラーテレビの普及が加速しはじめており、テレビ映りの良さと彫刻としての美しさが評価され、見事に採用されました。

しかしこれほどのトロフィーを製作しながら意外なことに報酬はゼロだったと回想されています。

理由は何と皮肉なことにFIFAのコンテストには彫刻家に対しては何も報酬を準備していなかったとのことでした。

しかし彫刻家としての名声を高めたのは事実で、後にサッカーのUEFAカップ、国際野球連盟ワールドカップ、バレーボールのワールドカップ等、スポーツトロフィーの製作オファーが続々舞い込んで仕事に困ることはなかったとのことです。

まとめ

今回はFIFAワールドカップトロフィーについてご紹介しましたが、歴史ある大会だけにトロフィーだけでも色々エピソードがあるのがわかって頂けたと思います。

これだけ権威あるトロフィーですからレプリカでもいいので何とか手に入れたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、ご心配なく。案外簡単に手に入りますよ(笑)。アマゾンや楽天で検索すれば結構該当物がでてきます。

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サイズにもよりますが、例えばキーホルダーでは1000円台からありますし、オフィシャルのレプリカトロフィーなら数万円台とありますので興味ある方は一度覗いては如何でしょうか?