平昌オリンピック・パラリンピックも無事終わり、次のスポーツのビッグイベントはオリンピックを凌ぐといわれるワールドカップが3ヵ月後にロシアで開催されます。
既に組み合わせ抽選も終わり、6大会連続出場の日本はグループHでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦します。
さて4年に一度のサッカーの祭典を現地で観戦しようと計画を練っている人も多いのではないでしょうか?
今回のロシア大会は英語が通じないのと文字が日本人には全くなじみのないキリル文字ということでコミュニケーションに不安が残ります。
しかし4年前のブラジル大会と比べれば気候が涼しいのと、治安が抜群にいいということでサッカー観戦するにはもってこいの環境です。
そうなると後はサッカー観戦に欠かせないチケットをどうゲットするか? 今回はそこに焦点を当てて紹介します。
Contents
チケットの値段と席の種類は?
かつては旅行会社が主催するチケット込みの観戦ツアーに参加するのが一番無難ではありました。
しかしブラジル大会からチケットをFIFAが一括管理することになり、現在の観戦ツアーはチケットをゲットした人のみしか参加できませんので注意が必要です。
まずはFIFAが公表したロシアワールドカップのチケットの値段を以下に明記します。
なお日本円で換算していますが当然ながら為替レートによって変動しますのでご了承下さい。
試合 | カテゴリー.1 | カテゴリー.2 | カテゴリー.3 |
開幕戦 | 62,282円 | 44,104円 | 24,883円 |
予選リーグ | 23,840円 | 18,625円 | 11,929円 |
ラウンド16 | 27,714円 | 21,009円 | 12,963円 |
準々決勝 | 41,273円 | 28,906円 | 19,817円 |
準決勝 | 84,930円 | 54,385円 | 32,333円 |
3位決定戦 | 41,273円 | 28,906円 | 19,817円 |
決勝 | 124,564円 | 80,311円 | 51,554円 |
日本代表のゲームを観戦するには最低12000円は必要になりますね。

ちなみにロシア・ワールドカップのカテゴリー毎のシートエリアですが、
カテゴリー2:コーナーフラッグ付近の四隅
カテゴリー3:両ゴール裏
となっています。
なおカテゴリー4という両ゴール裏の更に安いカテゴリーもあるのですが、地元ロシアでしか販売されないもので外国人は購入することができません。
販売期間はいつまで?
現在の販売期間は第4ステージの段階に入っています。
第1ステージは2017年9月14日から10月12日までの抽選販売でこの段階では抽選会が行われておらず、どのチームの試合になるかわからない状況での申し込みでありました。
第2ステージは11月16日から11月28日まで第1ステージで売れ残ったチケットを先着順にて販売していました。
第3ステージは12月5日から1月31日までの抽選販売、つまり抽選会が終わってからの販売でファンはどのチームの試合というのがわかった状況での応募となっていました。
そして現在の第4ステージは3月13日から4月3日までで、この期間は先着順での販売となっています。
開幕間際での販売も予定されており、4月18日から決勝戦までの7月15日まで販売の門を開ける予定となっています。
どこでチケットを購入するか?
まず一番の選択肢としてあげられるのはやはりFIFAの公式サイトから購入することです。
チケットも定額で販売されていますね。ただし英語サイトのみで日本語サイトはありません。
よって英文が理解できなければ避けた方が無難かもしれません。
日本サッカー協会(JFA)の公式サイトに購入の手引きが載っていますので参考にしてもよいでしょう。

もうひとつは本題である『viagogo』 というチケットサイトで購入する方法です。
Viagogoは世界最大のチケット売買マーケットプレイスで世界最大のチケットの仲介屋さんといっても過言ではありません。
全世界60カ国で展開しており、サッカーだけでなくあらゆる海外イベントのチケットを扱っています。
海外のサイトですので一見怪しいサイトという向きもあるようですが、4年前のブラジルワールドカップからワールドカップのチケットを扱い始めています。
当時は世界中のサッカーファンから100万回以上アクセスされた認知度の高いサイトであります。
ブラジルワールドカップも多くの日本人が購入しました。
しかもviagogoから見れば日本人は最大のお客様で、ワールドカップチケットバイヤーとしてアジアにおける需要の68%を占めています。
日本人からも既に認知されたサイトであるのですね。
68%というのはかなり大きい数字で、これはおそらく日本のサッカーファンが自国の代表のみならず、日本とは関係のないカードでも次々と購入していくのが大きな数字をたたき出している要因と考えられます。
Viagogoを利用するメリットとデメリット
ここでViagogoを利用することによるメリット・デメリットを紹介します。
メリット
日本語及び日本円で決済可能
まず日本人にとって嬉しいのは日本語サイトが用意されて、かつ日本円で決済ができることです。
これは外国語に不慣れな人達にとっては大きなメリットですね。海外のサイトにありがちな変な日本語表記もなく、自然でわかりやすいです。
ちなみに申込み方法はネットでチケットを購入した人ならご存知だと思いますが、会員登録をして個々のアカウントを取得してからチケットを申込み、クレジットカード決済を選べば一番手軽です。
よって個々にもよりますが抵抗感は低くなっています。
チケット売買の仲介にViagogoが全て面倒をみてくれること
チケット売買にありがちなオークションとは異なり、Viagogoが仲介に入るため、注文、そして購入者のお手元にチケットが届く過程が保証されています。
よって万が一提供できない場合は代替チケット、それでも提供できなければ全額払い戻しもしてくれるのが大きなメリットですね。
チケット発送状況を追跡できること
Viagogoはチケット配送業者として世界中に認知されているUPSやFedExを利用しているため、発送状況を追跡することができます。
郵送が面倒な場合はEチケットやダウンロードを行ってチケットを得る方法もあります。
でもワールドカップは他イベントと違いセキュリティが厳しいので現物を持参した方が良いですね。
デメリット
金額が割高
やはり仲介業者に頼むので定額よりは手数料も含め割高になるのは否めません。
ちなみに予選リーグの日本対コロンビア戦のカテゴリー3のチケットの場合、FIFAサイトでは12000円なのがviagogoですと3月17日時点では19000円となっています(変動あり)。
なおイベントによっては定額より安く手に入るものもあるようですが、ワールドカップは世界中が注目するイベントですのでこれは止むを得ません。
チケットの到着日がイベント開始日直前になる可能性あり
Viagogoはイベント開始日の10日前までにチケットを送るというルールがあり、送り手次第ではチケットの受領日がギリギリになるケースもあります。
でも日本代表の初戦、コロンビア戦は大会が始まって1週間後にあたるため、チケット到着にヤキモキする必要はなさそうですね。
まとめ
以上ロシアワールドカップのチケット入手について考察してみました。
一つ言えることは日本が初出場したフランスワールドカップのチケット騒動から20年が経過しました。
その間、明らかに便利になったのが技術の進歩でワールドカップはもちろん、世界中のイベントのチケットが各家庭のパソコンで簡単に購入できるようになったことです。
2002年の日韓ワールドカップからオンラインでFIFAからチケットを購入できるようになりましたが当時はまだまだ不便でした。
今回はviagogoを紹介しましたがライバル他社のチケット売買サイトも続々日本に参入しています。
我々日本人もせめて英語での売買ができるようになった方が今後の海外観戦では役立つのかもしれませんね。
今回はワールドカップ開催も迫っていますので、今から観戦を考えている方はぜひともviagogoで探してみましょう!
そして来年は地元日本でラグビーワールドカップも開かれます。
かなりのチケット争奪戦が予想されますので海外のチケットサイトは覚えておいた方がいいですね。