ロシアワールドカップがいよいよ始まりました。
現地に出向いて応援する人も中にはいるでしょうが、多くの人はTVの前で観戦、応援することになるのでしょう。
そんな多くの人たちが頼りにするTV放送。今大会もNHKと民放で全64試合の放送を予定しています。
そこで今回は各局のキャスターやテーマソングなど、それぞれ独自のサッカー放送の特徴をご紹介します。
どの局でどんな試合を観戦するのか?試合のカードとあわせて参考にしていただければと思います。
Contents
NHK
やはりワールドカップといえばNHK。どの大会でもワールドカップが終わる頃にはNHKのワールドカップテーマソングが耳に残ってしまっていますね。

今大会のテーマソングはSuchmos(サチモス)のVOLT-AGE(ボルテージ)です。
独特のリズム感でHeart Beatというリフレインが響く非常に印象的な曲です。
メインキャスターは特に選ばれていませんが、やはりNHKは安定感と安心感が一番あります。落ち着いてしっかりと見ることができます。
NHKは日本代表の初戦、対コロンビア戦を放送する予定です。
日本テレビ
日本テレビは前回のブラジルワールドカップに続いて2大会連続でメインキャスターはNewsの手越祐也さん。
テーマソングも同じくNewsのBLUEです。

手越祐也さんはジャニーズの中でもサッカー好きで有名。
そして日本テレビはあの明石家さんまさんがスペシャルキャスターを務めます。
実は明石家さんまさんと日本代表の西野朗監督は同年代。今大会はさんまさんの熱い気持ちがより強くなっていると思います。
日本テレビは、このグループリーグの戦いでいつも重要な試合になる第2戦、セネガル戦を放送する予定です。
テレビ朝日
「サッカー日本代表」と言えばテレビ朝日というイメージが強いですね。
テレビ朝日では川平慈英さん、矢部浩之さんという2枚看板に、ワールドカップの応援サポーターとしては長らくSMAPの香取慎吾さんを起用していましたが、今回は関ジャニ∞の村上信五さんが新たに加わりました。
前回のブラジル大会ではTBSでキャスターを務めていた村上信五さんは今回はテレビ朝日に移籍?(笑)
それだけ期待されているということですね。
テレビ朝日のサッカーテーマソングといえば、サラ・ブライトンのア・クエッション・オブ・オナーです。

この曲を聞けば誰でも「絶対に負けられない!」という気分になってしまいます。
日本代表のグループリーグの試合は残念ながらテレビ朝日では放送の予定はありません。
フジテレビ
フジテレビのサッカーテーマ曲といえばこれまではオペラのアイーダが使われていましたが、ロシアワールドカップでは初めて特定のアーティストを起用。RADWINPのカタルシトという楽曲です。

そしてフジテレビのメインキャスターは、お馴染みのジョン・カビラさん。この人も川平慈英さんと並んでサッカー中継の顔ですね。
これでカビラ兄弟が2つの局のメインキャスターを務めることになります。
ジョン・カビラさんをサポートするのは同局のスポーツ番組で活躍する宮司愛海アナウンサー。
新しいサッカーの顔とベテランのコンビネーションが楽しみです。
フジテレビでは第3戦のポーランド戦を放送予定。
もしこの試合にグループリーグ突破の全てがかかるようになれば、最も高い視聴率が期待できます。
TBS
TBSのメインキャスターは、5大会連続で加藤浩次さん。
この人もサッカーの詳しさではかなりのものです。
加藤浩次さんをサポートするスペシャルサポーターに今回は竹内涼真さんが就任しました。
竹内涼真さんは5歳からサッカーを始めて、高校時代ではヴェルディユースにも所属していた本格派のキャスターとなります。
この仕事のオファーがあった時には「泣きそうなほど嬉しかった」とか。
TBSのメインテーマはEXILEのAwakening(アウェイキング)。

EXILEは、彼ら自身でもDream For Children 子どもたちに夢を」というテーマでEXILE CUPというサッカー大会を主催しているほど、サッカーについては本当に理解があることでも有名ですね。
残念ながらTBSでは日本のグループリーグの試合放送予定はありませんが、日本代表が決勝トーナメントに勝ち進んで、もし放送枠にし入れば、竹内さんは本当に泣いてしまうかも(苦笑)。
日本代表の試合時間は?
それでは改めて日本戦の試合時間と放送予定をご紹介します。(試合時間は日本時間)
第1戦 対コロンビア
6月19日 21:00 NHK / NHK-BS
第2戦 対セネガル
6月25日 24:00 日本テレビ / NHK-BS
第3戦 対ポーランド
6月28日 23:00 フジテレビ / NHK-BS
尚、情報によると、第1戦の対コロンビア戦は当初24:00の試合開始予定の枠に入っていたのですが、この枠にセネガルvsポーランド戦を回して、21:00開始予定の枠に急きょ日本vs コロンビア戦をFIFAが組み替えました。
私たちには観戦し易い時間になったわけで、FIFAに感謝です。
試合観戦を見逃した場合の再放送は?
とにかく楽しみなワールドカップロシア大会ですが、玉に瑕なのが試合時間の遅さです。
ロシアと日本との時差は4時間から6時間ありますから、遅い試合時間だと27時試合開始だとか26時試合開始などになってしまいます。
いつもなら「寝ている」時間ですね(苦笑)。
明日も仕事があるし、そうそうワールドカップのために遅くまで起きていられない。
いや、起きようと思って頑張って観ようとしてもつい寝てしまって大事な試合を見逃してしまうこともあると思います。
そこで各局の放送予定の中で再放送予定を調べてみました。
やはり何と言っても頼りになるのはNHKです!なんとBS1では全試合を録画/再放送してくれます。
肝心の日本代表の試合は、初戦のコロンビア戦は日本テレビが翌日6月20日(水)の8:00から10:30の予定で再放送。
2戦目のセネガル戦はテレビ朝日が同じく翌日6月25日(月)の8:00から、3戦目のポーランド戦も同じく翌日6月29日の朝8時から再放送してくれます。
もし最後のポーランド戦で日本が決勝トーナメントを決めるようなことがあれば、解っていてももう一度朝から再放送を観てしまうかもしれません!
ネット配信とスマホアプリは?
どれだけTV放送の予定があっても、仕事や用事でどうしてもTVの前に座れない人もいるはずです。
そんな時「インターネットでワールドカップが観られたら・・・」と思いますよね?
実はこのロシアワールドカップからNHKが試験的に24試合の生中継をインターネットで動画配信してくれます。
実験放送ということですが、全64試合のうちに約3分の1強の24試合もインターネットで配信してくれるのは凄く有難いですね。
もちろんインターネットに繋がる環境があれば、スマホでもタブレットでもOK。
煩わしい登録作業も不要らしいので、電車の中や、こっそりと会社の机に座ってワールドカップを観ることが出来そうです。
PCからはこちら↓
2018 FIFA ワールドカップ|NHKスポーツオンライン
まとめ
日本代表の試合はもちろんですが、世界のとんでもない一流選手が、とんでもないプレーを、本当の本気モードで繰り広げるワールドカップ。
スター選手の活躍はもちろん楽しみですが、実はこのワールドカップでブレイクする選手が誰になるのか?も楽しみの一つです。
これから1ヵ月は、TVの前に釘付けになりそうです。