ロシアワールドカップ

マネはセネガルの貧困からエースに!プレイスタイルと最速ハットトリックは?

今回はロシアW杯で日本と対戦する、セネガルの注目選手、サディオ・マネ選手についてご紹介したいと思います。

セネガルからリヴァプールのエースへと成長したその背景や、プレイスタイルなどについて細かくチェックしていきましょう。

セネガルでの貧しい少年時代が生んだ、サッカーへの情熱

15歳で約800キロ離れたダカールへいき、運命が変わるトライアウトに挑戦

マネは15歳の時にセネガルの首都である、ダカールで多くのトライアルを受けてプロへの道を開こうとしました。

貧しいマネ少年は、トライアルを受けるときこんな風に言われたそうです。

「場違いな場所に来たな。」
「そのボロボロの靴でプレイするのか?」
「サッカー用のショートパンツも持っていないのか?」

しかし、そんな声にも動じることなくテストを受けると、周りの態度は一瞬で変わりました。

才能の原石が初めて認められた瞬間でもあり、マネは無事にジェネレーションフットというセネガルのサッカーアカデミーと契約することができ、夢の第一歩をスタートさせました。

親元を一人離れて、サッカーに集中できる環境に

サッカーアカデミーで学んでいるとき、お世話になったのは全く知らない家族だと言われています。

マネの家族と共通の知り合いを通じて紹介された家族の元で、マネはサッカーに打ち込める環境で面倒を見てもらいました。

マネにとって、好きなサッカーを何の不自由もなく出来る環境というのは、言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちと、絶対に夢を掴むという覚悟を持たせたのでしょう。

マネのプレイスタイルとは?

ポジション:FW
身長:175㎝
体重:69kg
利き足:右足

相手を置き去りにする、驚異的なドリブル

マネのプレイスタイルと言えば、なんといっても相手を置き去りにする驚異的なスピードを武器にしたドリブルです。

サイドでのプレーが多いマネは、自分がボールを持った際に、裏のスペースが空いているときにはスピードを生かしたドリブルで相手を置き去りにします。

効果が発揮されるのは、カウンター時に一気にギアチェンジし、相手はもちろんのこと味方も付いていくことが出来ないほどのスピードでゴールまで最短距離をドリブルします。

ゴール前の落ち着いたテクニックという最強の武器を持つプレイスタイル

しかし、それだけが武器では無いのがマネの凄さです。

ゴール前では足元にボールを落ち着かせて、ポストプレー、ワンツーでかわしてシュートするなど多彩なバリエーションを持っています。

スペースのあるところでは、驚異的なスピードを生かして相手を置き去りにし、密集エリアではテクニックを駆使してゴールを脅かすユーティリティープレーヤーなのです。

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サウサンプトン時代、2分56秒間でハットトリックという偉業を達成

2015年5月16日に行われたアストン・ヴィラFC戦で、前半13分から16分の間で3点を決め、正確なタイムで2分56秒間でハットトリックを達成しました。

1994年、当時リヴァプールのロビー・ファウラーが成し遂げた4分33秒がプレミアリーグの最速記録でした。

それをマネが大幅に塗り替える偉業を達成した選手となったのです。

ちなみに国際試合における最短でのハットトリック記録はなんと、元日本代表の中山雅史選手の試合開始3分15秒で、ギネス認定されています。

ただ、マネ選手の記録は「最速」ですのでどちらがすごいかは比べられませんが、ギネスに認定されてもおかしくない速さなのは言うまでもありません。

クロップ監督との相思相愛が生んだ、リヴァプールのエースとしての自覚

2012年ロンドンオリンピックの時からクロップ監督はマネ選手に注目していたそうです。

その当時はドルトムントで指揮していたクロップ監督、マネ選手が所属していたザルツブルクとの交渉が難航し契約することが出来ませんでした。

ですが、それ以降もクロップ監督はマネ選手をチェックすることを怠らずにラブコールを送り続けたと言われています。

そしてついに、2016年6月アフリカ人での史上最高額となる、3400万ポンド(約44億円)でリヴァプールへ移籍し、念願だったクロップ監督の元でのプレイをすることになりました。

そんなクロップ監督のことをこんな風に、マネ選手は語っています。

「サッカー界で最も優れた監督の1人と一緒にサッカーができるなんて、本当に幸運だよ。運命だったんだ。今、毎日監督の指導を受けることができて、とても幸せだよ」

日本代表、吉田麻也選手とも2年間同僚だったマネ

日本代表でも活躍する吉田麻也選手とは、2012年から2014年シーズン、サウサンプトンで共にプレイしています。

ロシアW杯では対戦相手となるセネガル代表のエースを、同じクラブで練習や試合を通してみているだけに特徴を把握しているのではないでしょうか。

味方となれば心強いですが、敵となったら怖い存在なのは言うまでもありません。

吉田選手を中心とした日本のディフェンスラインが、どんな風にマネ選手を止めてくれるか注目したいところです。