ロシアワールドカップ

ハリー・ケインはイングランドのイケメンストライカーで得点王候補!

ハリー・ケインのプレースタイルは?

今、イングランドのプレミアリーグこそが最もレベルの高いリーグだと言われています。

そんなプレミアリーグで、最も得点を叩き出している男は、南米から移籍してきた数々のスターストライカーではありません。

ヨーロッパの他の国のリーグでその力を発揮してきた男たちでもなく、弱冠24歳のイングランド人。

それがハリー・ケインです。

彼の得点能力は決してその時々の調子に左右されるようなものではありません。

それは彼が15-16シーズン、16-17シーズンと2年連続のプレミアリーグ得点王に輝いていることでも証明されます。

ではハリー・ケインとはどんな選手なのでしょう?

ハリー・ケインという男

時の代表監督であったホジソン監督はこう彼を表しています。

「彼はセンターフォワードに求められるすべての能力を持ち合わせている」

彼は現代サッカーでは非常に希少となった、いわゆるセンターフォワードタイプのストライカーです。

では、センターフォワードといわれる彼のプレースタイルはどのようなものでしょうか?彼の得意な得点パターンから見てみましょう。

ハリーケインがゴールを量産できる理由

ハリー・ケインゴール集

まずはゴール集の動画を見てみてください!

ニアへの走り込み

大型の選手で、技巧も充分な選手であるにもかかわらず、彼が最も得意とするのが、ニアへの走り込みです。

ゴールキーパーの鼻っ先に飛びこむヘディングシュートやボレーシュートは強烈です。

彼は右利きなので主には左サイドに位置し、右からのクロスに右足で合わせるプレーを選びます。

それでももちろん左からのクロスにも、上手い位置取りで相手DFより先にボールを触り、ゴールネットを揺らします。

振り足の速いミドルシュート

ハリー・ケインは右利きなのですが、左右両方から弾丸シュートをどの体勢からも叩き込める力を持っています。

特にペナルティーエリアの少し外側から、ワンタッチでボールを納めると、相手DFが前に正対していても、まったく寄せ付けないほどの振り足の速さで一閃するシュート

「これほどシュートというのは簡単にゴールできるものか」と見るものを感心させるほど、見事に相手ゴールキーパーの脇をすり抜け、ゴールマウスを突き抜けていきます。

常にゴール前にいる

ハリー・ケインが素晴らしいフォワードであることに異論の余地はありませんが、センターフォワードとして非常に優れている点があります。

それはどんな展開でも必ずゴール前に入っているということ。

今のフォワードはナナメの動きや、サイドに一度開く動きが加わるので、ややもするとシュートを撃つゴール前から離れていって、ボールを供給する立場になってしまうことがあります。

もちろん、ハリー・ケインがゴール前で微動だにしない「動かないFW」という事ではありません。

前線で献身的に守備もしますし、サイドでボールを受けることもあります。

それでもハリー・ケインはほとんどの場面でゴール前にまで走り込み、隙あらばシュートを打とうとします。

そのゴールへの意欲、ゴールへの執念というものが他のストライカーよりも格段に勝っているので、結果的に多くのシュートチャンスを得ることが出来て、最終的にゴールをゲットすることができています。

PKも得意

よくあるケースに、センターフォワードタイプほどPKが苦手というタイプがいます。

「動いているボール」や「DFが飛び込んでくる」ほうがシュートが撃ちやすいというタイプです。

でもハリー・ケインはまったくそんな苦労はなく、PKも非常に得意です。

利き足のインステップで強く撃つときもあれば、インサイドで右側のサイドネットや左側の端に冷静に送り込みます。

クラブでの存在感は?

ハリー・ケインはトットナム・ホットスパーの10番をつけている、このクラブのスター選手であり、このクラブの生命線となっている選手です。

トットナムが毎年優勝争いをするようなビッグクラブかというと決してそんなことはありません。

彼の前にはマンチェスター・シティやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、アーセナルなどのプレミアを代表するビッグクラブの屈強なDFが手ぐすね引いて彼の前に立ちふさがっています。

しかし今のところ、彼らをあざ笑うかのようにハリー・ケインはゴールを叩き込み続けています。

イングランド代表としての活躍は?


ハリー・ケインがイングランド代表に初選出されたのは、2015年、彼がまだ22歳の時でした。

代表の試合に初めて出場したのは、2016ユーロの予選、リトアニア戦で途中交代でしたが、その交代相手が当時の大黒柱であったウェイン・ルーニーだったのはどこか象徴的な出来事だったと言えるでしょう。

そして驚くことにその交代直後の80秒後、ハリー・ケインは代表初ゴールをやすやすと決めたのです。

この初出場で80秒のゴールは、イングランド代表初出場で史上最も早い時間でのゴールとなり今でも記録に残っています。

その後、順当に代表入りを果たしたハリー・ケインは、2018ロシアワールドカップのヨーロッパ予選において、宿敵スコットランドとの対戦で1-2というスコアで敗戦濃厚だった後半48分に、劇的な同点ゴールを挙げてイングランド代表を救いました。

その後には、マルタ戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献。そして0-0で迎えたスロベニア戦でのアディッショナルタイムで、またも決勝ゴールを挙げ、このゴールと勝利でイングランド代表はロシアワールドカップの出場権を獲得したのです。

文字通り「ケインがイングランドをロシアに導いた」と言われる、そんな活躍でした。

期待はダブル得点王

今、最も勢いがあり、最も完成され、最もゴールに飢えているのがハリー・ケインです。

彼なら所属クラブであるトットナム・ホットスパーで前人未踏の3年連続得点王を獲得し、その直後のロシアワールドカップでイングランド代表としては、あのガリー・リネカー選手以来のワールドカップ得点王に輝いても決して不思議ではありません。