ロシアワールドカップ

中島翔哉が低身長で活躍できる理由と海外で高評価のプレイスタイルは?

2018年W杯の主役は中島翔哉だ!!

読者の皆様は中島翔哉選手をご存知でしょうか。

中島翔哉は2018年3月キリンチャレンジカップに日本代表として初選出され、同23日対マリ戦に途中出場して1点ビハインドから同点ゴールをチームにもたらした23歳の若きストライカーです。

最近は度々海外日本人サッカー選手として成績を残し、メディアに引っ張りだこの選手です。

中島翔哉という選手はどういった選手なんでしょうか。

中島翔哉はどのようなサッカー人生を送ってきたのか?

高校時代は東京ヴェルディユースに所属し、年代別の日本代表にも召集されていました。

2012年高校3年生時に東京ヴェルディプロ契約を締結し、同年10月にはJ2リーグの試合で最年少ハットトリックの記録を塗り替えるなど順風満帆なプロサッカー選手の生活を送ると思われていました。

しかし、2013年には出場機会が減り、2014年にFC東京へと完全移籍し、前半戦は出場機会を求めカターレ富山にレンタル移籍しました。

レンタル移籍先では思うほどの活躍が見られずFC東京に戻ってきました。

それからは怪我や年代別日本代表に召集されチームには馴染めずいました。

2016年後半戦から新監督の下、主力選手の離脱により抜擢された中島翔哉は結果を残し、途中出場が多いながらもスターティングメンバーにも名を連ねるようになり、徐々にブレイクしていきました。

2017年8月転機が訪れます。Jリーグの活躍と2016年リオデジャネイロオリンピックの活躍が評価され、ポルトガル1部リーグのポルティモネンセSCへ期限付き移籍をしました。

中島翔哉の活躍に対する海外の反応は?

年代別世代日本代表としてはレギュラー格として様々な大会で結果を出しており、日本だけでなく世界でも知名度はありました。

しかしレギュラーシーズンを戦うFC東京では出場機会が少なく、出場しても途中出場が多く大きな結果や世界大会ほどインパクトは残すことができませんでした。

その中島が現在所属しているポルティモネンセSCは昨年2部リーグで優勝し昇格を果たしたチームです。

チームは現在31試合を終えて18チーム中11位につけており、昇格組としては奮闘しています。

中島は26試合に先発出場して9ゴール5アシストをマークしており、チーム2位の得点力を発揮しチームの原動力といます。

日本時代と打って変わって海外でここまでの成績を残しているのはなぜでしょうか。

中島翔哉がここまでブレイクした理由は?

中島翔哉は身長が164cmと小柄な攻撃的MFであり、得点を挙げることができる選手であり、状況に応じてアシストに繋がるパスも供給できます。

低身長であり、日本国内よりも体格が一回り、それ以上に大きい選手がごまんといる海外リーグや世界大会で対等以上に戦うことができ、成績を残すことができるのでしょうか。

まず中島翔哉の特徴は3つ挙げますと

・DFが手も足も出せない切れ味鋭いドリブル

・海外の選手にも劣らないボディバランス

・距離を問わない強烈で巧みなシュートセンス

になります。

では一つずつ解説していきましょう。

切れ味鋭いドリブル

日本人離れしたドリブルスピードドリブルテクニックをを持っています。

例えば世界最高峰のストライカーであるリオネル・メッシをご存知でしょうか。

メッシは類まれなドリブルテクニックとドリブルスピードでDFを置き去りにします。

メッシは身長が170センチと世界では小柄ですが、世界の一回りも二回りも大きい体格を持つDFを尻餅をつかせるほどのテクニックとスピードを持っています。

中島翔哉はメッシに近いドリブルスタイルです。身長が小さい故に歩幅が小さいですが、その分ドリブルする際にボールに触る回数が必然と多くなります。

そうすることでボールを体の近くに留めることができ、急にDFに体をぶつけられたり、足を出されてもドリブル方向変えることができ、ボールを奪われることがありません。

さらに、ドリブルスピードが速いためにDFは対応が間に合わず置き去りにされてしまいます。

または、ファールでしか止めることができません。

強靭なボディバランス

背の低い選手は並大抵のボディバランスがないと思うようなプレーをさせてもらえません。

ドリブルで相手を抜き去ったあとにシュートを打つとき重心移動がうまくできなかったら相手を抜き去ることも、枠内に力強いシュートを打つこともできません。

DFに体をぶつけられる度に倒れていたらチャンスをものにはできません。

中島は小柄ながら強靭な肉体を持ち、上体移動だけで相手をかわし、素早くシュートに持ち込むことができます。

また、ボディバランスを使い分けることで大事な場面は態勢を崩さずチャンスを演出し、ときにはファウルを誘いチームに流れを呼び込むことができます。

巧みなシュートセンス

中島は小柄ながら強烈なシュート力とコースを狙った巧みなシュートセンスを兼ね備えています。

ペナルティエリア外からでも強くて速いシュートを打つことができます。

また、ファーやニアの打ち分けができ、ときにはループシュートや弾道の低いシュートを繰り出します。

基本はドリブルからのシュートという一連の流れからゴールをあげていますが、味方のパスからダイレクトシュートを流し込むこともできます。

上記の3点は欠かせない特徴ではありますが、私が世界で戦うことができている1番の理由は

・前を向いてからの決断力とゴールへの意識

です。

決断力とゴールへの意識

中島は日本人によく見られる遠慮や消極的プレイがなく、ボールを持ったら第1優先にゴールまでの道筋を考えます。

パスをもらったら前を向く意識を持つことで1歩、前を向いたあとパスよりもゴールを考えることで1歩、ハーフスペースから縦にドリブルしセンタリングをあげるよりゴールに向かって切れ込みシュートを意識することでさらに1歩と一般の日本人より2~3歩もゴールへの貪欲さがうかがえます。

日本人離れしたゴールへの意識と上記3点の技術をもって幾度となくチャンスを自ら作り出すことで自然と結果に結びついています。

日本で活躍できなかった理由は?

日本国内に所属していたときに出場機会が少なく、結果も残せていなかったにもかかわらずレベルが何倍も上がる世界大会やポルトガルリーグで成績を残せていることに不思議ですが、恐らく日本のサッカーが合わなかったのではないでしょうか。

日本はチームプレイを重視しすぎています。中島翔哉は個人技で試合を打開するタイプです。

中島本人が遠慮してチームプレイに徹したり、チームメイトからパスがもらえなかったりしたのではないでしょうか。

また、日本のサッカー選手は中島翔哉のような体格が小さい選手はたくさん在籍し、特徴を生かせなかったのではないでしょうか。

私はJリーグのチームを応援しておりますが、対戦相手であるFC東京に在籍していた中島が途中出場でピッチに入ってきたときは中島翔哉のドリブルやシュートはとても脅威でした。

対戦相手にとってここまでの脅威が試合終始で発揮されるといてもたってもいられないです。

逆の立場で考えると、中島翔哉がチームにいると試合の流れが変わると思います。

8月にはW杯を控えており、日本代表の救世主として活躍すれば日本代表も上位を狙えるのではないでしょうか。

現在R・マドリードやマンチェスターシティといったビッグクラブから接触があるそうです。

W杯後のキャリアアップを図ることができるか楽しみです。