両親が元レスリング選手の川井梨紗子(かわいりさこ)選手から目が離せない!
レスリング女子63キロ級代表の川井梨紗子選手はレスリング一家。母親の初江さんは女子レスリングの草創期を支えた全日本女王でした。
また父親の孝人さんも日体大時代にグレコローマン74キロ級学生2冠という記録の持ち主です。そんなご両親をもつレスリング日本代表の川井梨紗子選手は注目されています。
母の日🌹💫
何があっても応援してくれるはつえどんには感謝しかない☺️
今日も練習がんばるよ〜☺️ pic.twitter.com/TpgGAZdtIT— 川井 梨紗子 (@risako_1121) 2016年5月7日
レスリングを始めたきっかけはご両親の影響

小学校2年生の時、父親から「大会あるよ? やってみる? メダル欲しい?」と軽い気持ちで誘われ、好奇心旺盛だった川井選手は即答で「うん。」と。
1か月の練習で試合に出場したが初戦敗退という結果になりました。その負けが悔しかったため「まだやる!」と大泣きをし、翌日から母親のレスリング教育がスタートしました。
”最後まで攻めきれないとレスリングではない”という母の言葉を忘れたことがないと梨紗子選手は語っています。
川井選手には3歳下の妹、友香子さんと優梨子さんもいて姉妹そろってレスリングをしているレスリング一家。
姉妹そろって、ジュニア時代は様々な大会で圧倒的な強さを周りに発揮し記録を残してきました。
バズーカがやっととれたゆかこさんと久しぶりにお出かけ👯身長差🖕🏻🖕🏻 pic.twitter.com/e8gSTQFW0D
— 川井 梨紗子 (@risako_1121) 2016年5月10日
その強さの秘密は?
2015年に行われたレスリング世界選手権では、階級を本来の58kg級から2階級上げたのにもかかわらず銀メダルを獲得。
リオオリンピックの後はもう一度、58kg級で戦いたいという希望から体重を63kg級の規定ギリギリではなく61kgに絞っています。ですから、リンクの上に立つと一回りほど小さく見えますね。
練習では階級が上の選手とスパーリングを増やしています。
それにより、どのように相手選手との体重差を埋めたらよいのかその工夫と、ウェイトトレーニングも積極的に取り入れることによりパワー負けしない身体を作り上げているのが強さの秘訣と言えるでしょう。
もともとタックルのスピードや技を仕掛けるスピードも持っていた川井選手。
それに練習により強化された、積極的に技を仕掛け攻撃的なスタイルで相手のスタミナ、ペースを奪いメダル獲得へと導いてくれるでしょう。
将来がは姉妹でメダル?
現在女子レスリング世界で世界第二位。この時川井選手のもつスピードが、63kg級では大きな武器になるということが証明されました。
リオデジャネイロオリンピックでのメダル獲得から目が離せません!また妹の友香子さんにとってもお姉さんの川井選手は良い刺激材料。
2020年の東京オリンピックでは姉妹そろってのメダル獲得も夢ではありませんよね。期待しましょう!