世界ランク1位にもなった実力でメダルを狙うトランポリン代表の伊藤正樹選手に期待が高まる!
リオ五輪トランポリン競技の日本代表の一人なのが、伊藤正樹(いとうまさき)選手。

ロシアや中国といった強豪選手がメダル候補となっている中、日本人選手としてメダル候補に名前が挙がっています。ご自身のツイッターでもメダルへの思いがつぶやかれ、気合十分です!
注目を集める伊藤正樹選手とは?
東京都練馬区出身の伊藤正樹選手は、1988年11月生まれの現在27歳です。
3歳くらいの時にトランポリンをやっていたお姉さんについて行って出会い、6歳の時から本格的に始めたのがきっかけだそうです。
野球や水泳など様々なスポーツを何でもこなしてしまうスポーツマンだったそうですが、とくにトランポリンでの資質がずば抜けています。

初めての場合、普通は数十センチ飛べればいいところを、伊藤選手はなんと自分の身長分跳んだというので驚きです。
その後も史上最年少8歳での全日本選手権へ出場しているところから見ても、たぐいまれな才能をもっていることが良く分かります。
伊藤選手の強さは、そのジャンプ力!!
見せる競技とも言われているトランポリン競技の採点要素は技の難易度やできばえなどの演技点もありますが、跳んだ時の滞空時間が得点になる”跳躍時間点”もあります。
この点で、伊藤選手のジャンプの高さは強力な武器になります。ロンドン五輪のテスト大会などでは出場した全選手の中トップだったそうです。
まさかの大会前に腰を負傷!競技の行方は?
オリンピックでの競技を約1カ月後に控えた、2016年7月15日に行われた試技会でまさかの出来事がありました。
試技会での演技中に負傷し、腰を押さえながら倒れ込むというアクシデント。そのまま、演技を中止し周囲にいたコーチ陣などに助けられながら車イスで運ばれました。
#トランポリン #リオ五輪 代表の #伊藤正樹 選手。今日の試技会で腰を痛め、急性腰痛と診断されました。#開幕まで20日 。どうか間に合いますように pic.twitter.com/oKYhC9H01h
— 牛尾梓 (@Azusa_Ushio) 2016年7月15日
診断の結果は、オリンピックの出場には問題は無いようですが、1週間は練習が出来なかったりするので、様々な調整が必要なようです。
体力面でも精神面でも整えていく必要がある時期なだけに不安が高まりますが、ツイッターではメダルへの思いを上げていますので、ぜひ乗り越えて競技に参加できることを願います。
会場練習終わりました!朝8時半からの練習だったけど無事やる事やりました✨明日このメンバーで戦います😃
3人足りないけど。笑
トランポリンは個人競技ですがみんな仲良しなんです😊試合前日に集合写真撮るなんてなかなかないですよね😁 pic.twitter.com/gM6Pxh7I3M— 伊藤正樹 (@higashi1102) 2016年8月12日
2000年のオリンピックから正式種目となったトランポリン競技では、日本人選手のメダリストはまだいません。
それゆえにも、期待が高まる伊藤正樹選手には是非ともメダルを手にして、続く2020年東京五輪までも走り続けて欲しいですね。