テコンドー

テコンドー五輪ルールと得点方法!試合の見所と海外ライバルは?

五輪競技の格闘技種目の一つ”テコンドー”とはどんな競技?

誰もが一度は耳にしたことがある格闘技の一種テコンドー。

でもどんな競技なのか?と言われるとなかなか言葉が出てこない人も多いのではないでしょうか?

2000年シドニー五輪より正式競技種目として始まったテコンドーは格闘技です。

華麗に空中に放たれる蹴り技がその大きな特徴となっています。

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すこし空手に似ているかもしれませんね。

それもそのはず!なんと松濤館流という日本の空手の流派の一つを起源としているからなんだそうです。

日本に留学していた韓国人武道家がこの日本の空手に出会い、それを基に独自の武道を組み合わせたのがテコンドーの始まりだそうです。

テコンドーのスタイルは二つ主要団体ごとに異なる

テコンドーの団体は国際テコンドー連盟(ITF)と世界テコンドー連盟(WTF)に分けられます。

ITFのスタイルはライトコンタクトと呼ばれていて、力を抑制して相手に直接接触する形式だそうです。

そのため、防具は手足にのみ装着して行われます。どちらかというとボクシングに近いイメージですね。

対する、WTFのスタイルは、フルコンタクトと呼ばれています。

力を抑制することなく直接相手に接触するスタイルです。

渾身の力が直接放たれるのでかなりの衝撃です!

そのため、防具は手足だけではなく頭部・胴部にも着用する必要があります。

スポーツとはいえ命にかかわることもあるのでこの点はかなり重要ですね。

リオデジャネイロ五輪で行われるテコンドー競技は男女4階級!

五輪ではWTFテコンドーが競技種目として採用されましたが、開催されるうえで変更や制約が設けられたそうです。

WTFテコンドーとしての階級は男女それぞれ全部で8階級ですが、4階級に集約されたそうです。

男子は58キロ級・68キロ級・80キロ級・80キロ超級の4階級。

女子は49キロ級・57キロ級・67キロ級・67キロ超級の階級で、男女各4階級の競技になっています。

また出場枠も国ごとに設定されて、1か国の代表選手は男女それぞれ2名までになったそうです。

これには特定の国のメダル独占にならないようにする狙いがあるようです。

創始者の母国である韓国のメダル独占が見られたため、様々な国のメダル獲得へと広がるようするための出場枠設定だそうです。

リオデジャネイロ五輪では女子57キロ級に濱田真由選手が唯一の日本人代表選手として出場しますんで、楽しみですね。

テコンドー競技は対戦方法は?

各階級で16人の選手が出場し、その中でトーナメント式の対戦方法となっています。

1回戦、2回戦、準決勝、決勝と試合が進みます。

決勝進出者に敗れた選手は、敗者復活戦になりそこでの勝者と、準決勝での敗者が3位決定戦を争うことになります。

そのため3位つまり銅メダル獲得者は2人になるんですね。この敗者復活戦は柔道競技にもあります。

試合は3ラウンド制で、1ラウンド2分で行われます。

事前にシミュレーション等の練習を積んでくるとはいえ、試合中に相手の特徴や技の速さなどを見極める必要があるので、並大抵の集中力ではありません!

加えて瞬時に作戦を練る頭脳戦も脳内では起きているので、非常に集中力が問われる競技ですね。

テコンドーの得点方法とは?

得点方法はいくつかあります。

有効な打撃によって攻撃を受けた側の選手が10カウント以内に試合再開が不可能な場合にレフェリーによる結果宣言による”KO”勝ち

技などが決まり、ポイントとして加算されていく”優勢”勝ちなどがあります。

またあまり聞きなれないのが、”RSC(レフェリーストップコンテスト)”と言われる得点方法です。

これはレフェリーがまた委員会の方で選手の試合続行が不可能と判断されたとき、また1分間の回復間のあとに続行不可能、またレフェリーが試合続行を命令しても選手がそれを無視した時に、レフェリーが試合を中止し、他の選手への勝利宣言にて試合の勝ち負けが決まる方法です。

どの競技もそうですが、レフェリーつまり審判の命令・決定は絶対的なんですね。

公正なジャッジの為の電子防具も導入!

フェンシング競技でも目にしたことがあるかもしれませんが、競技の中で装着する防具に電子機器が組み込まれているものがあります。

テコンドーもその一つ。素早い動きや瞬発力で攻撃の有無がレフェリーだけでは分からないこともあるのです。

人間の身体能力のすごさですね!点数は、後ろ回し蹴りなどでの頭部への回転系の蹴りは4点、回転系ではない頭部への攻撃は3点、胴部2点、回転系以外の胴部への攻撃で1点などがあります。

また、加えてレフェリーによる警告や減点などによって点数が引かれることもあります。

特に減点がマイナス4点になるとその時点で試合終了となり相手選手の勝利となります。

最新の技術を併用しながら公正なジャッジが出来るようにも、格闘技界も様々な技術が組み込まれているんですね。

日本人唯一のテコンドー競技出場者は女子代表濱田真由選手

リオデジャネイロ五輪のテコンドー競技は男女合わせても日本代表選手は、濱田真由選手のただ一人なんです。

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1994年1月生まれの22歳で、2大会連続での57キロ級での五輪出場となりました。

18歳で始めてロンドン五輪に出場した際には5位入賞を果たし、そこから4年間必死に練習を重ね様々な世界大会での戦いを経験して、世界ランキング4位まで上りつめての、今回の五輪出場となりました。

その好成績から金メダル候補としても多いな期待が寄せられている選手です!

兄妹は3人ともテコンドー選手!競技に取り組みやすい環境での練習の日々

小学校1年生の時から始めたテコンドーはお兄さんの影響を受けてだったそうです。

一番身近な人のカッコイイ姿に憧れを募らせたのかもしれませんね。

兄の康弘さんも現在全日本選手権での優勝を飾る日本を代表するテコンドー選手です。

現在は68キロ級の選手として活躍し、2016年度の全日本選手権優勝者なだけでなく、過去には63キロ級で3連覇を成し遂げる歴戦の持ち主です。

そして濱田真由選手の弟である一誓さんもテコンドー選手として2015年の全日本学生選手権の63キロ級の優勝者なのです。

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常に兄弟の中に優勝者がいるという環境は、練習や技の鍛錬への意欲を高めていける最高の環境かもしれませんね。

濱田真由は高身長の長い足でテコンドー金メダルへ!佐賀実家を建てる夢!

海外のライバル選手は?

リオデジャネイロ五輪開幕前の濱田選手の戦績を見るとすさまじい記録を持っていることがよくわかります。

2014年アジア競技大会で2位という成績を皮切りに、2015年全日本テコンドー選手権優勝、2015年WTF世界テコンドー選手権優勝というまさに今が絶好調なのがよくわかります。

さらには、今年2月に行われたリオデジャネイロの五輪テスト大会でも優勝を果たしているのです。

まさに金メダル候補として大きな期待がかかっていることは間違いありません。

しかし世界ランキングでは現在5位の濱田選手には今大会では世界ランキング1位のイギリスの選手ジョーンズ選手、世界ランキング2位のスペインのゴメス選手も出場します。

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国際大会では両者から勝利を勝ち取っているという経験もあるので実力が拮抗している選手でのメダル争奪になることは間違いありません。

57キロ級での日本人のメダル獲得はまだ記録にありませんので、是非このリオデジャネイロ五輪での試合に期待したいところですね。