試合で失神した柔道日本代表中村美里選手がリオ五輪で金メダルを狙う!
52㎏級の日本代表、女子柔道選手の中村 美里(なかむらみさと)選手。
1989年4月28日生まれで現在27歳の東京都八王子市出身です。
世界ランキング5位とい実力をもつ、金メダル獲得が期待されている選手の一人です。

中村美里
プロフィール 出生地 東京都八王子市 実績 世界柔道選手権 世界団体 ワールドマスターズ |
日本女子柔道を牽引する中村選手。
子ども時代は、お兄さんや男友達と元気に外で遊んでいた活発な少女だった半面、ピアノを習うなど穏かな一面も持っていた中村選手は、小学校3年生の時に格闘技に目覚めました。
そのきっかけはK-1への憧れでした。母親に空手を行いたいと話したところ、危ないから・・と却下され、その代わりに始めたのが柔道でした。
中学時代から相武館吉田道場に所属して寮生活を始め柔道中心の生活を送り、その結果、中学2年の時には、全国中学柔道大会44kg級で優勝という成績を残しました。
高校卒業後は専門大学に進学することはなく、三井住友海上火災保険所属となり、そこの柔道部で練習をしていました。
子どもの頃から柔道と共に歩んできた人生。今では誰もが称賛する立派な柔道選手になられた中村選手の活躍に期待が高まります。
試合中に失神?!
2014年の仁川アジア大会での、最後の相手は地元の韓国チームでした。
先鋒として先陣を切り、足技を駆使して得点をとりましたが、その後、相手の絞め技に絡めとられてしまった中村選手。
決して、参った!という言葉は発していませんが、最後には意識が飛んでしまい、主審が”失神”と判定をしました。
女子柔道、寝技の中村美里、失神・気絶で落ちても続行の根性! https://t.co/K1B01NBM7h @YouTubeさんから
これくらい気の強い子と結婚したい
— SexystyLe (@sexystyle_ava) 2016年7月18日
その結果この試合は1本負けとなってしまいました。失神するまでギブアップをしない根性を持っている中村選手の精神力は素晴らしいです。
「笑わない女王」と言われているのはなぜ?
笑っている表情を見せない中村選手ですが、それには理由があるようです。
それは中学の時に優勝し喜んでいたとき、「五輪に出るなら、ここでヘラヘラとしているんじゃない!」と父親に言われた中村選手。
父親には、ここで満足してしまったら成長が止まってしまう、という考えが背景にあったそうです。
しかしそれ以降、試合に出て勝っても笑わなくなった中村選手は、金メダルという最終目標を達成するまで喜べない、と語っています。
しかし笑った中村選手はとてもかわいいです。リオデジャネイロ五輪では、目標の金メダルを獲得して是非満面の笑顔を見せてほしいですね。
第56回柔道家紹介『中村 美里選手』
オリンピック3大会連続代表
北京銅獲得も笑顔は無かったが、膝の大ケガを経てアジアで優勝し『メダルの色より柔道をしたかった。』と笑顔を見せ、多く“膝ガレ”に勇気と感動を与えた。リオでもファイトー☆ pic.twitter.com/aEwKsPUu5Y— 新平 聖也 (@NnUanWLp9HUdoIc) 2016年6月30日
失神にも負けない根性の持ち主なら、それを達成してくれることでしょう。その活躍を応援しています。