リオオリンピック情報

リオ五輪メイン会場地区と五輪公園の設計者は?過去の会場と比較!

過去最悪ともいわれた準備の遅延が問題となっていたブラジルのリオデジャネイロ五輪ですが、ここにきて最後のひと踏ん張りが続き(無理な地上げなど民意無視の問題は続いているものの)、会場設備に関してはどうにか開催にこぎ着けそうだというところまできました。

一時はロンドンでの代理開催も本気で検討されていただけに、ブラジル政府、そして国内のオリンピック委員会も一安心といった所でしょうか。

そこで、まだ工事は続いているものの完成間近なメイン会場について少し見ていきたいと思います。

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リオ五輪は大きく4つの地区で各競技が行われることになっており、その中でメイン会場になるのがバッハ地区(別名バーラ地区)です。

他の地区と比べてリオ中心部から一番離れており、ここへ行くにはローカルのバス、もしくはタクシーしか方法がありませんでした。

しかし今、六月をめどにメトロの整備が進められており、またバスの増便なども計画されています。

予定通り工事が進めば、ブラジルで使われているポルトガル語を話せなくてもある程度の移動が出来る体制は整えられるはずです。

設計者

メイン会場となるバッハ地区の五輪公園の設計を任されたのは、イギリス人設計士のウィリアン・ビル・ハンウェイと、彼の所属する設計事務所アエコムでした。

彼はリオの前のロンドン五輪でも五輪公園の会場設計に携わっており、その時にも大きな評価を得ていました。

二回続けてオリンピックのメイン会場の設計を託されたことで、さらにその名声は大きくなったようです。

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過去の会場との比較

もともと評価の高い設計士によって考えられた案をもとに作られ、白を基調とした上品な建物の集まりになっている五輪公園は、IOCの視察の際にも高評価を獲得しており、また市民からもよい評判を得ています(デモなどで抗議している人々は五輪自体への反対であって、スタジアムにではない)。

完成したプールなどは先に市民の憩いの場として開放されており、まだ終わっていない自転車競技場などの完成も待たれている状況です。

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過去に行われた五輪会場との比較でよく問題点として取り上げられるのは、やはり会場のデザインではなくその周辺の設備、そして選手村の出来具合です。

たとえばロシアで行われたソチ五輪、そしてギリシャで行われたアテネ五輪などでは選手村の設備不良がたびたび指摘され、シャワーのお湯が出ない(冬のソチでのそれはまさに地獄…)、最初から壁に穴が開いていた、クローゼットを開けたら棚がなかったなどの苦情が選手たちからも上がっていました。

急ピッチで進められている会場ほどそういった問題が噴出することが多く(上記の二つのオリンピック会場もギリギリの仕上がりだった)、同様の問題が起こることが懸念されています。

上述したように、リオ市街地から少し距離があることで、選手たちまた観客たちの犯罪からの保護も問題となっています。