リオオリンピック情報

リオ五輪エンブレムの意味とマスコットキャラの名前は?盗作疑惑?

毎回のオリンピックのたび、かならずエンブレムマスコットキャラクターが作られます。

東京五輪のエンブレムに関して騒ぎがおき、その後もう一度行われた選考会を通して別のエンブレムが選ばれたことも記憶に新しいと思います。

エンブレムやキャラクターを作ることには、もちろん開催場所やグッズなどの一体感を出すこと、開催国が国内世論や世界にむけて、どういった思いでこのオリンピックを開催するのかといったメッセージを発信する、といった意味なども込められています。

つまり、これらは必然的に非常にメッセージ性の濃いものともなります。では今回のリオ五輪のキャラクター、そしてエンブレムの意味を考えてみましょう。

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今回のリオ五輪では、二つのキャラクターが作られています。ひとつは動物をモチーフにしたもの、そしてもう一つは植物です。

両方ともかわいらしい見た目で、動物の方はVinicius(ヴィニシウス)、もう一つはTom(トム)となっています。

ヴィニシウスはパッと見は猫ですが、設定は猫、猿、鳥などのブラジル国内に生息する主な動物たちのミックスとなっており、非常に高い身体能力があるそうです(手足が伸びるらしい)。

そしてトムは、ブラジルの象徴の一つともなっているアマゾンを含む熱帯雨林の様々な自然を象徴する存在で、髪の毛にあたる部分が葉っぱになっています。

両方ともブラジリアンミュージックの大御所の名前が取られており、特にトムはボサノバの創始者と言われるトム・ジョビンからきています。

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こんなかわいいキーホルダーもあるようですね。

ちなみに名前は国内委員会のサイト、もしくはツイッター内でのアンケートと投票によって選ばれました。

盗作疑惑を払拭したエンブレムに込めれた作者の熱い思いは?

オリンピックとパラリンピックのエンブレムが少し違うのですが、ここではオリンピックのエンブレムに関して少し取り上げます。

Tátil(日本語ではターティル)というブラジルのデザイン会社がデザインした今回のオリンピックのロゴ、三人(左から緑、黄色、青という色)が手と手をとって輪になっている様子が少しアーティスティックに描かれたものです。

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誰か一人が作ったアイデアというよりも、数人のチームが千点以上の候補の中から試行錯誤を繰り返して作ったもので、史上初の3Dロゴとしても話題になりました。

3Dなので、今までのようにポスターや服だけでなく、その形のままキーホルダーなどにもできるようになったので、グッズの幅も大きく広がったといわれています。

込められている意味は情熱、そして変化。ブラジルらしく情熱的に、それでいてオリンピックを成功させるためなら迷わず変化を。

そして手と手を取り合っている色の違う三人、これには「カリオカ」と呼ばれるリオデジャネイロ出身の人々が持つスピリットが表現されています。

様々な人種で成り立つリオデジャネイロは、それでいて大きく発展していきました。

人種や思想、文化といった垣根をなくして成功を収めてきたリオの住民たちの意識を、今回のオリンピックという祭典にかけ合わせて作られたそうです。

一時期、日本で巻き起こったのと同様の盗作騒ぎがこのエンブレムに関しても海外を中心に巻き起こりました。

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う~ん確かにこれらの作品に似てるかも・・・?

しかしこのエンブレムが作られた過程、そして込められた意味をデザイン会社の社長や国内オリンピック委員たちが確固とした態度で主張した結果、今では盗作に関してはそこまで突っ込まれることもなくなり、純粋にエンブレムや込められた主張の精度の高さを評価する声が高まっています。

集まるすべての人々が平和に、そして互いを受け入れる、そんな祭典になるという期待が、このエンブレムには込められているのです。