リオオリンピック情報

リオオリンピックは南半球開催で季節が冬?快適な気温で新記録続出?

私たち北半球の住民にとって、年末年始は寒く、雪が降ることもたびたび、逆に7月8月はとても暑く、アイスとプールの時期だという見方は常識以上の自然の摂理です。

ですが南半球では、その気候がまったく逆になるというのをご存じでしょうか。

サマークリスマスといって、サンタがサーフィンをしながら海からやってくるという写真が一昔前の中学校の社会の教科書にも載っていました(今はどうなんでしょうか…)。

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だからこそ日本のウィンタースポーツのメッカである北海道には、冬にオーストラリアなどから沢山のスノーボーダーが押し寄せます。

彼らの町にも当然季節になれば雪は豊富に降るのですが、日本の冬の時期は向こうの夏のため、雪がまったくないからです。

私たちにとって夏のオリンピック、冬のオリンピックというくくりは至極当然のものですが、実は彼らからするとまったくの逆、ということになります。

今回オリンピックが開催されるブラジルのリオデジャネイロも南半球に位置するため、実は現地はまったく夏ではありません。

時期的にはこちらで言えば冬なのでしょうが、ただ、位置的に赤道に割と近い場所にあるため現地のこの時期の平均気温は20~23度であり、とても運動をするのに適した気候となっています。

事実、IOCの発表でもその気候が開催地決定の要因の一つになった、とも言われていました。真夏の気温での競技大会よりも新記録が続出するなんてことがあるかもしれませんね。

当然、リオの真夏に夏のオリンピックを開催なんてしてしまったら、選手、観客の中にも倒れる人が続出することでしょう。

過去冬開催の大会シドニーなど

リオ以外では過去二回、南半球でオリンピックが開催されています。

両方ともオーストラリアでの開催で、一つは1956年のメルボルン大会、そしてもう一つは2000年のシドニー大会です。

メルボルンは位置的に8月は真冬にあたるため、11月中旬から12月初旬という、もう夏のオリンピックとは言えないんじゃないかという日程で開催されました

ちなみに、正式な英語表記では冬季五輪には冬という文字が入りますが、夏季五輪には夏という文字は入らず、単に競技大会と書かれます。

このメルボルン大会はいまだに「一番遅く開かれた夏季五輪」として記録に残っています。

まだ記憶にも新しいシドニー五輪は、9月上旬から10月にかけて(オーストラリアの春)開催されました。

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ただ、ヨーロッパのスポーツのオフシーズンが5月から9月にかけてで、その後はサッカーなどのリーグが開幕を迎えてしまうのでオリンピックが純粋な注目を集めるのが難しくなるため、今はほとんど9月以降の開催が認めにくくなってしまいました。

今回のリオ五輪は南半球で3回目、南米では初めての五輪開催になります。

アフリカ大陸での開催(とりわけ南アフリカなど)も期待される中、今後の南半球での開催を占ううえでも、失敗できない大会であることは確かです。