神の領域とも言われる男子最高H難度に認定された「シライ3」の新技を持つ白井健三選手!
1996年8月24日の神奈川県横浜市生まれの19歳、白井健三(しらいけんぞう)選手。

国際体操連盟は、2015年12月の豊田国際体操競技大会で、白井選手が(日体大)が成功させた床運動の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を男子では最高のH難度の新技として翌年2月13日に認定しました。
そして「シライ3」と命名。
床運動では最高「H」という難度の新技
体操競技での難度は、技や運動の難しさの程度をさします。そして体操界は、五輪や世界選手権、ワールドカップ(W杯)シリーズなどの主要国際大会で、初めて成功させた技はその選手の名前を命名します。
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白井選手の場合、自身の名前が付けられるのは今回で4度目。床運動で、「シライ/ニュエン(グエン)(後方伸身宙返り4回ひねり)」と「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)」という名前が付けられています。
シライグエンやってみたいわ😂 pic.twitter.com/rw3IWvG2C1
— えはら たける (@ettyan2525) 2015年11月3日
シライ2‥🌀⤴⤴着地の後までまだ勢いやまない‥まだ回れそうなぐらい
— こすもす (@sotayu4217) 2016年7月19日
さらに2013年世界選手権の時、跳馬で「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を成功し技に名前がついたのは3度目でした。
《2016アゼルバイジャン》
白井健三選手
予選 跳馬 一本目
シライ/キムヒフン pic.twitter.com/QIKdPXjE3I— しみ (@pipinoko18) 2016年2月20日
そして今年新たに床運動の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を成功させ、4度目の「シライ3」という技に名前が付きました。
シライ3
🎥going!より#体操シライ3 pic.twitter.com/NJHzuD0JxA
— lunaluna (@lunaisc) 2016年2月14日
2015年に行われた世界選手権の床運動では、2年ぶり2度目の優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピックでのメダル獲得を最も期待されている選手のひとりです。
気になるプライベートとは?
お兄さんも体操選手で「白井三兄弟」として体操関係者の間ではよく知られているそうです。
気になるプライベートでは、彼女がいるとか。それも同じ体操の村上茉愛(むらかみ まい)選手であることが明らかになっています。
そもそもなぜ発覚したのかといえば、ご本人たちのTwitterへの投稿でした。2人で撮ったラブラブなプリクラを村上選手がツイートしたことで二人の関係が発覚しました。

この村上選手は、小学校時代に「池谷幸雄体操倶楽部」に入り、その後実力をつけ、さまざまな大会で優勝している選手です。
また世界最高峰のH難度の技と言われている「シリバス」もこなすことができ、ひねりを美しく決めることができます。
もちろんリオ五輪にも女子体操の代表に選出されています。
今現在の白井選手と村上選手がどういう仲なのかは分かりませんが、同じ日本体育大学に進学しているので接点はたくさんありますね。
両親を元体操選手に持つ白井選手は、体操一家で育ちました。現在ご両親は、神奈川県鶴見区で「鶴見ジュニア体操クラブ」を運営しています。
リオ五輪での金メダルは間違いなしと言われている白井選手。その期待に応えてくれることを願っています。