1993年生まれでまだ23歳の遠藤選手ですが、実はもう3児のパパとしての顔も持っています。5月18日に3人目が生まれたばかりだそうです!
ブログ更新しました! 遠藤航 公式ブログ : 3人目(*^^*) https://t.co/MIlH7htf4R pic.twitter.com/VfN5oE74QL
— 遠藤 航 (@wataru0209) 2016年5月18日
そのために円熟さが増しているのか、逆に年齢に見合わない円熟さをもっているからこそ早くも家庭を持つことができたのかは分かりませんが、彼のプレースタイルには23歳とは思えない落ち着きと献身性がはっきりと表れます。
23歳以下代表、そして所属の浦和レッズでも替えのきかない不動のレギュラーとして活躍する遠藤選手とは、どんな人物なのでしょうか。

遠藤航
プロフィール 生年月日 1993年2月9日(23歳) |
最近はU-23だけでなくA代表にも!
23歳以下代表で不動のキャプテンとしてプレーする遠藤選手。
こなせるポジションはディフェンスからボランチ、そして攻撃的ミッドフィルダーまでとかなりのユーティリティー性を見せます。
U-23代表チームでは中盤の底(ボランチ)に入って守備にいそしみ、また攻撃時には様々な方向へパスを供給して攻撃を組み立てています。
また時折自分で持ち込んでは決定的なパスを出すこともあり、攻撃的センスの高さもとても評価される選手です。
以前に所属していた湘南ベルマーレではPKキッカーも任されていたほどにキックの精度、そして度胸の強さにも定評があります。
最近はA代表に選ばれることも増えてきています。去年行われた東アジアカップの時には欧州勢は招集されていなかったので本当の意味でのトップ代表とは言えませんでしたが、先日行われたキリンカップではその欧州勢に交じって招集され、しかも途中出場ではありましたがボランチでの出場も果たしました(しかも日本のキャプテン、長谷部選手との選手交代)。
同年代の宇佐美、浅野などと共にプラチナ世代とも呼ばれる注目度抜群の遠藤選手。もしかしたらその中でもとりわけ、将来の日本代表のキャプテンマークに一番近い選手かもしれません。
遠藤航キャプテン いい笑顔だ!
安堵感一杯だね。@wataru0209 #daihyo pic.twitter.com/SrNjBdQRFN— 山崎ヒトシ (@upuppu) 2016年1月26日
所属チームで見せる献身性
今季、ユースからの生え抜きだった湘南ベルマーレから、現状のJリーグの中で絶えず強豪の筆頭に数えられる浦和レッズに移籍を果たした遠藤選手。
早くもこのチームでも、その非凡の才能を発揮してチームの中心となっています。
元々このチームの柱は不動のボランチである阿部選手。遠藤選手はその後ろでリベロという守備に特化したポジションを任せられています。
遠藤航は普段からバックパスをダイレクトで処理することが多いが、その処理がこれだけ良い縦パスだと、もはや攻撃のスイッチになりチャンスになってしまう。
視野も広く、技術もも高い、素晴らしい選手。 pic.twitter.com/nUyjUTEpcc
— だいと (@urawareds_POIG) 2016年5月13日
遠藤航の縦パスへの対応
チームとして前からの守備ができてたからこそ、パスコースを予測し、攻撃の芽を摘むことができていた。
そこで発揮できる遠藤の予測力、対人の強さ。
遠藤航がもたらす浦和への影響力は相当大きい。期待したい。 pic.twitter.com/IoEljg1RrN— だいと (@urawareds_POIG) 2016年4月7日
攻撃にも定評がある遠藤選手ですが、浦和レッズでの試合中には真ん中から前へ出る姿はほとんど見受けられません。
その代わり、相手の攻撃を早めに摘んだりパスの出どころを抑えるという守備の仕事に専念しており、その分チームの柱である阿部選手がより集中して攻撃に携われるようにしています。
二人の間には早くも大きな信頼関係が築かれているようで、阿部選手も以前のように下がってボールを取りにくる回数が減り、その代わり前の方で遠藤選手から出るパスを待つようになっています。
今後の日本の戦いのためにも、クラブで優勝のかかる試合やアジアチャンピオンズリーグなどの大舞台を経験していくことで、よりプレースタイルにも磨きがかかってくることを願います。