中学校時代まではバレーボール、高校時代にアーチェリーデビューをした永峰沙織選手に期待が注目!
長崎県佐世保市に1993年7月5日に生まれた永峰沙織(ながみねさおり)選手。

身長は165センチメートル、体重は60キロと風の影響を受けにくいスポーツ選手らしいスタイルをしています。
その長身の身長を生かし小学校、中学校時代はバレーボールに所属。本格的にアーチェリーを始められてのは、高校に入ってからです。
高校デビュー以来、破竹の成績を次々と残してきた永峰選手。
2011年、高校在籍中は、インターハイで個人優勝。また、第12回世界アーチェリーユース選手権にて団体4位、そして個人では17位という成績を残しました。
翌年の2012年、大学へ入学した年には、第9回世界学生選手権にて団体4位、第54回全日本ターゲットアーチェリー選手権 個人優勝。
その翌年からもさまざまな好成績を残し大学時代に日本代表入りを果たしました。
そして昨年7月にデンマークで行われた世界選手権では、日本の団体4位に貢献し、自身初のオリンピック出場を決めました。
また、同年9月に行われたリオ国際チャレンジ大会で、個人17位という結果を残したので、団体だけではなく、個人としてもリオ五輪に出場することが決まりました。
アーチェリー女子日本代表は前回のロンドン五輪で銅メダルを獲得していることから、今回も大注目されています。現在22歳の永峰選手の期待が注目されています。
今春、長崎国際大を卒業しミキハウスに入社。
ミキハウスには同じアーチェリー代表で、2012年のロンドン五輪女子団体銅メダルの川中香緒里選手も在籍しています。
永峰選手にとって川中選手は憧れの人。彼女からいろいろなことを学びたいので、ミキハウスへの入社を決めたと語っています。

川中選手もうまくなりたいという意識が高い永峰選手に一目置いています。
入社し新しい環境のもとで、初出場となるリオデジャネイロ五輪に向けてメダル獲得に向けて日々練習に打ち込んでいます。
ミキハウスでは2000年に行われたシドニー五輪男子団体の金メダリストで、韓国出身の金清泰(キム・チョンテ)コーチ(35)の指導を受けることができます。

その指導は素晴らしく、ロンドン五輪では川中選手を含め、ほかにも男子の古川高晴選手を個人銀メダルに導いた実績もあります。
今現在、金(キム)コーチから最終トレーニングを受けている永峰選手。彼女自身、支えてもらった多くの人へ感謝の気持ちを表すためにも、リオではメダルを取りたいと意気込みを表しています。
リオの舞台では個人も団体もメダル獲得へ頑張ってほしいですね!